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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら…知覧特攻平和会館

ながーい夏休みがやっと終わり

中学生は学校が始まりました。

ほっとしているCUBIC担当山口です。

 

さて、今年のお盆休みは鹿児島へ旅行してきました。

それは中学生の娘の希望だったのですが

その理由になったのが

あの花が咲く丘で、君...

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」

ちょっと長いタイトルですが、

この本を娘は大好きで何十回も読み、

毎回大粒の涙をながしています。

ざっとあらすじをお話しますと

「中学2年生の百合は母親と喧嘩し家を飛び出し

目を覚ますとそこは70年前、戦時中の日本。

偶然通りかかった彰に助けられ彼に惹かれていく。

しかし彼は特攻隊員でほどなく出撃してしまう。

現代に戻った百合は特攻隊資料館で

自分宛ての遺書を見つける。」

という感じなのですが、本当に涙なくしては読めません。

この本を読んでぜひ知覧へ行ってみたい!連れていって!

と頼まれ行くことになりました。

入口の前で撮影。

 

こちらは特攻隊員が寝泊まりしていた兵舎です。

前日はここでお酒を酌み交わしていたり

隅で膝を抱えて泣いている隊員もいたそうです。

内部はこんな感じで、とても狭いものでした。

平和会館の中は撮影禁止なので写真はないのですが、

特攻隊のお世話をした女学生のお孫さんのお話しなどがあり

若くして死んでいった特攻隊の遺書を読んで

大号泣して平和会館をあとにしました。

そのまま「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんの

「富屋食堂」が再現された資料館があるというので

そちらへ向かうことに。

「ホタル館」

入口で入場料500円を払って中へ。

ホタル館は第二次世界大戦末期に陸軍の指定食堂だった富屋食堂を

当時の場所に忠実に再現した資料館です。

ここでは息詰まる戦況下で特攻隊員をあたたかく迎え

「特攻の母」として慕われた鳥浜トメさんの生涯と

その特攻隊員とのふれあいの遺品や写真などを展示しています。

こちらも涙なくしては見ることができませんでした。

内部は撮影禁止なのでこちらも写真はありませんが、

平和記念会館よりもグッとこみあげてくるものがありました。

 

どちらも子どもに語り継いでいきたいものでした。

お時間のある方はぜひ知覧へ。

 

【特攻平和会館】

1月1日から12月31日まで営業(年中無休)

ただし、台風時など状況により休館することがあります。

開館時間:午前9時から午後5時まで

ただし、入館は午後4時30分まで、又都合により開館時間を変更することがあります。

入館料:個人/大人500円 小人300円

 

【ホタル館】

開館時間:9時00分~17時00分(年中無休)

入館料:大人500円,小人300円

 

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