CUBIC適性検査とは?Feature

CUBIC適性検査とは?

誰を採用したらよいのか、どうも決め手がない…

確信を持って決定する自信がない…

最適な人材配置かどうか自信が持てない…

CUBIC適性検査は、面接時の留意点を確認したり、採用判定の基礎データとして活用できます。 また、採用後の配置先の検討資料としても活かせます。

人には、いろいろな個性があり、その能力、性格にも特徴があります。 各人がその特性に応じて、適した分野の仕事を受け持つことが、 本人にとっても会社にとっても望ましいことです。

同時に伸ばす点、あるいは改善点を知ることも必要です。

CUBIC適性検査は、組織にふさわしいか否かを判断するだけでなく、 この人にはこういう仕事が向いているのではないかといった、予測・可能性の もとで、 会社内の人事を科学的・合理的に進めていくことができます。

CUBIC適性検査の開発経緯

  • 慶應義塾大学組織心理学研究グループの佐野教授を中心とした、大手鉄鋼会社の新人事制度作成委員会が始まり。
  • その時行われた組織改革を本格的システムとして完成させるべく行動科学分析研究所が設立され、研究開発がスタート。
  • 8年間にわたる研究の中で、大手・中小企業で実際に運用し改善を重ね、平成6年10月にリリース。

CUBIC適性検査の特徴

  • 回答の信頼性を測定できるので、ウソの回答をしても分かります。
  • 検査結果の内容分析が簡単です。(素人でも見やすく分かりやすい)
  • ストレスに弱い人材を見抜けます。
  • 採用・配置・育成・評価など多面的に活用できます。
  • 試験時間が短時間(約20分)で行えます。
  • 検査結果を素早くお渡しできます。(最短当日~遅くとも翌営業日)
  • 料金が安い(1,430円~2,200円/1人・税込)
  • 信頼性が高い(AGP行動科学分析研究所が5万人のデータをもとに作成)

適性検査CUBICの信頼係数について

適性検査の回答は受検者の自己評価であり、自己防衛的に回答を操作できるのではないかということは 誰もが考えるところです。しかし、適性検査CUBICでは回答の際に他の思考が働き、 本人の意志に反した場合のために、一つの質問にいくつかの対称問題を入れ、 信頼係数(回答の確かさ)を測定しています。どちらに答えたら有利になるか分かりにくい問題になっています。

以下、信頼係数の低い順に4区分で表示しています。

  1. 回答に矛盾したところが多く、信頼性に欠ける診断結果が出力された可能性がある。
  2. 回答の正確さにやや欠けているが、全く信頼できないというほどの診断結果ではない。
  3. 回答に多少あいまいなところもあるが、およその部分が信頼のできる診断結果である。
  4. 回答の信頼性は高く、矛盾したところがほとんどなく、信頼のできる診断結果である。

この係数は、因子関係に矛盾があるごとに係数は下がります。
主に「どういう性格・パーソナリティか」の因子バランスから信頼係数をとっていますが、 係数が低下している際は、データ全体の信頼度も低くなっていると考えて下さい。
受検者が意図的に自分の結果を良くしようと考え過ぎて回答をすると回答に矛盾が生じ、信頼係数が低くなる場合が多いようです。

参考動画のご紹介

適性検査CUBICについて、弊社の制作動画をご紹介いたします。
ご参考までにご覧頂ければと思います。

ストレスに対する耐性について

適性検査CUBICの「ストレス耐性」の項目では、各人がどんなストレスにどのくらい耐性を持っているかについて示しています。

職場には様々なストレスがありますが、それらを以下のように分類し、性格・パーソナリティ、社会性、意欲・ヤル気から計算し、指数化してあらわしています。 指数が高いほどそのストレスに対して耐性がある、つまりへこたれずに対応できるということを示します。指数が低くなると、そうした職場環境では実力を発揮しきれない可能性が増すと考えられます。

ストレス要因を低減させる配慮が望ましいといえますが、多数の人間の共同体であり、目標達成の場である組織において全ての要因を排除することは不可能に近いでしょう。

本人のストレス耐性傾向を把握したうえで、人間関係などに留意し、上司の対応や教育研修などの場に注意して、大切な人材がストレスにつぶされないように活用してください。

  • 対人ストレス耐性
  • 人とのコミュニケーションで生じるストレスに対する耐性をを示します。
    この耐性が低い人は、人と接することにストレスを感じやすいといえます。
    職場での共同作業は価値観や作業ペースの異なる人と行うものです。
    対人ストレス耐性が高い人であれば意見のすり合わせもスムーズで、他人との折衝を楽しみながら進めることができますが、この耐性の低い人には神経をすり減らすものになります。
    ここでは、協調性や親和欲求などコミュニケーションに関する因子を参考に対人ストレス耐性を算出しています。

  • 目標ストレス耐性
  • 難しい目標や課題に相対したとき生じるストレスに対する耐性を示します。
    この耐性が低い人は難しい課題に身構えるほうで、ストレスを感じやすく、新しいことや困難な目標を好みません。 競争心に乏しく、できるだけ無難に済ませようと考える傾向があります。
    この耐性が高いと意欲的で活発な動きが期待でき、自ら高い水準を目指します。
    目標ストレス耐性は単に目標を目指す意欲だけでなく、自分の力をどれだけ信じられるか、気持ち萎えずにいられるかなども見ています。

  • 繁忙ストレス耐性
  • 忙しいこと、時間や手間がかかりそうなことをストレスに感じるかということを測定しています。
    この耐性が低い人は煩雑さから逃れたい気持ちが強く、忙しい日々が続くと参ってしまうことも考えられます。
    逆に耐性が高ければ、忙しさを楽しみ、意欲的にこなすことができるでしょう。
    精神面の強さや責任感の有無はもちろん、根気よく続けられるかということも繁忙ストレス耐性の見極めポイントとなります。

  • 拘束ストレス耐性
  • 理念や基本方針、職場の取り決めや役割分担など、組織である以上何かしらの決まりごとがあります。
    ここではこうした組織の決まりや職務上の制約などで行動を制限されるときに感じるストレスへの耐性をあらわしています。
    この耐性が低い人は決まりや慣例に従うことに抵抗感が強く、自由意志を認められる方がヤル気になります。
    一方でこの耐性が高い人は、やってよい範囲が決まっていることに安堵し、その中で力を発揮します。
    自立心やプライド、あるいは従順性が関係します。

  • 総合ストレス耐性
  • ストレス全般に対する耐性を示しています。
    この耐性が低い人は困った場面やつらい仕事が続くとくじけやすく、最後までやり通すことが困難になります。
    耐性が高い人ほど多少のつらさは気にならないといえるでしょう。
    自分自身を信じられるか、いかなる場面でも気持ちの安定を保てるかなどで総合ストレス耐性を算出しています。

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