就活ルールの変更・廃止は、いつから?
- 2018.10.23 | CUBIC適性検査 新着コラム
みなさんこんにちは。適性検査CUBIC担当の鈴村です。
今、新卒市場は極端な売り手市場です。
優れた人材を確保しようとする企業の競争は激しくなる一方です。
2018年10月9日、経団連は大学生の就職活動に関する採用選考日程ルールの廃止を決めました。
1953年から約70年にわたって何らかの形で示されてきた就職活動のルール・目安がいったんなくなることになります。
今後は政府主導で新たなルールつくりを進めることになりました。
政府は15日に就活ルールの廃止を受け初会合を開きました。
現在の大学2年生に当たる2021年卒業の学生については、学生らの不安を考慮し、今のルールを維持する事で大筋一致しました。
29日の次回会合で正式に決まる予定です。
2022年卒業から先のルールは、来年度以降に議論されます。
≪就活の現行ルール≫
大学3年生の3月…会社説明会
大学4年生の6月…採用面接が解禁
大学4年生の10月…内定が解禁
≪就活ルールとは≫
学生の就職活動が早まることで学業に支障がでないよう、経団連が企業の採用日程に関して定めたルールのことです。
会社説明会や採用面接の解禁日、内定日などを規定しています。
経団連加盟企業が自主的に守るルールのため、罰則等はありません。
経団連に加盟していない企業や外資系企業などの前倒し採用活動が問題視されています。