働き方改革、残業規制の内容、罰則は?中小企業とは?
- 2019.04.25 | お知らせ&ブログ
2019年4月1日から働き方改革関連法が施行され、残業時間の上限規制が始まりました。
長時間労働に歯止めをかけ、過労死や健康被害を防ぐことが目的です。
2019年4月から大企業に適用され、中小企業は2020年4月から対象となります。
残業規制の具体的な内容は下記の通りです。
≪残業規制≫
★上限は原則、月45時間、年360時間。
★繁忙などの特別な事情があって労使が合意する場合でも
① 月100時間未満(休日労働を含む)
② 2~6ヶ月間で月平均80時間以内
③ 年720時間以内に制限
★違反した場合の罰則
半年以下の懲役、または30万円以下の罰金
中小企業は1年間猶予されます
≪中小企業とは?≫
「資本金の額または出資の総額」と「常時使用する労働者の数」
のいずれかが以下の基準を満たしていれば、中小企業に該当すると判断されます。
企業単位です。
・小売業:5,000万円以下/50人以下
・サービス業:5,000万円以下/100人以下
・卸売業:1億円以下/100人以下
・その他(製造業、建設業、運輸業、その他):3億円以下/300人以下