AI(人工知能)が採用担当者に?
- 2017.10.24 | お知らせ&ブログ
雨が降ったら選挙には行かない、適性検査担当のアカホシです。
最近何かと話題のAI(人工知能)。
今朝もAIスピーカーを紹介していたテレビ番組に釘付けになってしまいました。
「買おうかしら?」
と思ったのですが、アイフォンのSiriさえもあまり活用していない私には宝の持ち腐れ・・・。
あ~でも「ねえグーグル、テレビつけて」って言いたい(>_<)
悩むところですが、しばらくはガマンします。
さて、そのAIは私達の暮らしの中だけではなく採用試験にも進出しつつありますね。
ペッパー君など人工知能への積極的活用で成果を上げているソフトバンクが
「新卒採用における1次選考のエントリーシートの評価にAIを活用し、
採用担当者の負担を大幅に軽減した」というIBMの広告が日経新聞に載っていました。
その紙面によると、AIを取り入れたことで、採用担当者が作業にかける時間は
従来の4分の1になったそうです!
AIがどうやって選別するかというと、
取り扱う企業によって違うようですが、
・優秀な社員の特徴をAIに学習させ、似たような素養を持つ学生を自動的に探す。
・企業内で活躍している社員にアンケートを実施し、「協調性」や「困難に立ち向かう力」
などを数値化。企業ごとに理想の人物像を作り上げる。
それと似た回答をした学生をAIで抽出。
・企業の人事担当者が約2000人分の履歴書データと、採用試験の合否判定結果を
人材マッチングシステムに入力する。するとAIが企業ごとの採用基準を学習。
履歴書の文面などから、AIが自動的に適切な人材を選抜。
(日経ビジネスより)
などです。どれもまずAIに学習させることから始めるようですね。
2000人分の履歴書データの入力はかなり大変そうですが、
今までかかっていた時間が4分の1になるのは嬉しいですよね。
その分、2次・3次面接に時間をかけられるので、
深く掘り下げて学生のことを知ることができるのでは。
AIが活躍するのはもっと先のことだと思っていましたが、
面接官がペッパー君なんてことも近い将来やってくるかもしれませんね。